続・音楽によるROCKによる生活

音楽(ROCK)中心のブログです

Paul を観た

実は、というのもアレですが、先月にポールの東京ドームの来日公演を見てきました。。。
チケットは、さっさと無くなり、かなり入手しにくかったようですが、友人が根性で手に入れまして、ありがたく見に行けたというわけです。
 
なんで、こんなに日にちを置いてしまったかというと、とりあえず来日の熱狂が落ち着いてからじゃないと・・・いや、ホントに日本人は熱狂的なビートルズファンの方が多いので。。
 
全体をザクっと書くと、2時間40分のライブはまさにポールが生きて作り続けてきたロック・ポップスを全開全力で唄い・演奏し、喋り・笑い、そして唄い。。そのパワーの源は何処なのか?と思えるぐらい精力的でした。でも、汗臭さや所謂なダーティーなロック臭をみじんも感じさせない(マジで!)のがビビリました。なんだろう、マジで天は二物を与えてしまったんだな・・・とライブ中ずっと思ってました。
 
会社のポール・フリークの方のポールのベスト盤を聴いていくがよろしい、、というアドバイスを素直に聞き、先月はたまにベストを聴いてたんだけど、ドンピシャで聴いて行って良かった。
あと、もちろん、ビートルズの曲も沢山やりました。ブラックバードの独りでの弾き語りは感動しました。
 
わたしがロックを聴き始めた90年代~は、どっちかっつーと、「ジョンレノンがかっこいい」というのがカッコイイという空気があり、それは80年代のポピュラーミュージックが商業的過ぎた反動で、ロックとはこうあるべき・・・みたいなある種偏った考えがあったからだと思います。
なんで、わたしもポールの偉大さを分かってきたのが、ホントにここ数年なんですよね・・。
      
あと、サージェントペパーズの曲を結構やったんだが、高校の時、叔父のレコードでこのアルバムを聴いた時、なんだかよく分からん・・・かったことも思い出しました。。
ビーチボーイズのペットサウンズも同じく・・・)
 で、一番華やかだったのは007のテーマの死ぬのは奴らだの曲でした。火柱が何度も何度もたち、最後はポールが心臓を抑えてよろよろしてるパフォーマンスが素敵でした。
そう、一番の驚きは腰の細さと足の長さ・・といったスタイルの良さ。服も髪も乱れず、そして間髪入れずにスマートにジョークを盛り込む(時に日本語で)姿は・・・えーと、同じ人間なのかな、と。。
 
チケット代高い!!とかブーブー言ったけど、「ぽ、ぽーる様そこまで頑張らずとも・・・」と思えるぐらい最後まで全力のライブは頭下がったし、もう当分、ヨウガクのライブはいいや・・・と思えるぐらい、見た後はチョッと燃え尽きました。観れて、ラッキーだったデス。
で、ポールを見習うことはスケールが違い過ぎて出来ないけど、ちっとは色々頑張ろうと思いました。。