続・音楽によるROCKによる生活

音楽(ROCK)中心のブログです

ストーンズを見ました

ストーンズを観てきました。中日に行きました。
その数日前、少し風邪を引いてしまったので、ぶり返さないように早寝早起き体を冷やさないよう。。
と慎重に数日を送っていたお蔭で(老人か・・・)風邪は治りました。良かったー。
 
席は三階の後ろで、天井に手が届くんじゃないか?(嘘)ってぐらい上の方でした。
19時始まりで、一曲目はスタートミーアップからでした。
 
ステージはステージ前方をグルっと囲むような岡本太郎ちっくなアーチ状の飾りと花道・・・以外は大きな仕掛けはなし。花火と花吹雪も火柱も無く、意外にもシンプルなステージングでした。
 
でも、それが良かったなぁ・・・。6、7年前に見た時よりもシミジミと彼らを見ることが出来ました。
シンプルなステージからは70年代~ぐらいの私らみたいなリアルタイムじゃないロックリスナーが映像でよく見る(または見せられる)ストーンズ像を思い起こすことが出来たし、あと、ここ数年のロックフェスの盛り上がりにあるシンプルで生演奏重視の傾向がうまくハマったというか。
 
それは、去年のグラストンベリーやハイドパークでやったストーンズのライブであったスケール感ある(観てないけど)演奏が、今回のライブでも少し体感できたような気がします。
 
それでも、曲の最後に何処で終わるんだよ?みたいなグダグダ感があったり、サビと中間の演奏がごちゃまぜになったりと、いつも言われる相変わらずなストーンズもありました。
 
これは、去年にポールを同じく東京ドームでやった時にも思ったことですけど。
ポールは次の曲はジョージに捧げる、次はジョンに・・・ともう世に居なくなったメンバーに思いを込めて演奏し、ビートルズと想い出とポールの人生っていう線を辿ったライブでもあったと思いますが。ストーンズは、なんだろうなぁ・・・死んだり抜けたりするメンバーや過去にあった出来事をどんどん飲み込んで、転がり続けるっていう。なお、不完全さを抱えて続けるっていうのかなぁ。
 
開始直前のSEで、エイミーワインハウスがかかった時、(曲はブラックトュブラックだったかな?)やっぱブルースを忘れないっていうか、根底にあることに自覚あるってのが、やっぱ表現が濃いというか
ロックンロール・モンスターだなって思いました。
 
あとは・・・、キースが、花道を小走りに走ってきて、ギターも弾かずにまた小走りに戻って行く姿が面白かった。ミックより走ってた感に笑いました。