続・音楽によるROCKによる生活

音楽(ROCK)中心のブログです

良かったですよ、mbv

先日、唐突に発表されたマイ・ブラッディ・ヴァレンタインの新譜のアルバム「mvb」、が、良かった。結構、ちゃんと何十回と聴いてます。
 
はじめ、なんとなく音量大き目で流していて、「いつものマイブラな感じ~」と聴いてたんですが、やはり、なんだかんだ言って曲が良いし、音がバンドの音ってか、プリミティブなのが新鮮です。
自分は、オーバープロデュースじゃないのが気に入ったんですが、他の批評で「デモに近い」とあったので、そうかもしれん・・と。プロデュースにそんなにお金をかけなかった(かけられない?)んだろうけど、それが「ラブレス」のアルバム制作にかけた時間とお金とエゴみたいなのと比べると、ちょっと驚きというか・・・。
 昔、マイブラを初めて聴いた時は、船酔いにも似た感覚があり、そん時はそんなに入れ込まなかった。
どちらかっていうと、マイブラ後のケヴィンの活動と共にブリテッシュ・ロックを聴いていた自分には、やっぱ彼の時代感覚とプロデュース力(おもにプライマルね)の影響が大きくて、それでマイブラの世界観みたいのもジワジワ・・・と分かってきたって感じです。
 正直、先日のライブと新しいアルバムは、そんなには期待してなかったんですが、実際ライブ観ると、好きで聴いてきたブリティッシュロックが自分の中で一気に10年単位で駆け抜けた感があり、今だからこそ鳴らされる必然性と何故今頃なんスかという戸惑いで、個人的には気持ちをかなり揺さぶられました。
 ま、いろいろ書きましたが、多分、いまマイブラのメンバーはバンドとしては結構、健全な状態にあって、ロックを、ライブをやりたいって気持ちが大きいんじゃないかなー・・・と思うけど、実際はどうかな・・・。まー、もう、10年20年と間を開けるのは勘弁してほしいことは確かです・・。