続・音楽によるROCKによる生活

音楽(ROCK)中心のブログです

プライマル見てきました

今週、プライマルスクリームの新木場コーストの二日目のライブに行ってきました。
いつも思うけど、新木場は行くのが面倒ですよ。でも、AXが無くなるから、洋楽のライブはここがこれから増えるんだろうなぁー。
 
平日なのに結構フロアは埋まっていて、でもお酒片手に見れるぐらいなんで、丁度よかった。
ボビーはピンク(!)の細い上下のスーツを着て登場しました。これ、インパクトあり過ぎで・・えーと、可愛いけどダイナミックなベースを弾く女性が入ってました。
 
前半はモアライトからの新曲大目、後半はヒット曲(スワテカアイズとかROCKSやカントリーガールとか中心に。アンコールはLOADED、COME TOGETHER、MOVIN ON UP というスクリーマデリカからの曲の三連発でした。
 ボビーは驚くほどニコニコとしていて、客の盛り上がるさまに手をたたき、手を伸ばし、右へ左へと忙しく動き回ってました。自分はフジロックとかで彼らを何度も見ていますが、あんなに愛想の良い、そして、風呂もちゃんと入ってる(そして素面な)ボビーを見たのも初めてでした。。
 
新曲は新メンバーも交えて、とても丁寧に演奏してたし、ボビーもとても慎重かつ真剣でした。
しかし、その新曲群を聴いて、ベースのマニ(現・ストーンローゼス)の不在をガツンと思い知らされ、いかに自分はプライマルを半分はマニのベース目当てで見に行ってたかも分かってしまいました。。
90年代後半以降のバニシングポイントからエクスターミネーター時期のライブを体験してしまった自分としては、今回のライブを見て、あの時期の殺気溢れるバキバキのサウンドは、彼らにとっては特異な時期だったんだなぁと痛感しました・・・。
大体にして、あんときはマイブラのケヴィンも居たんだから、わたしみたいな初期ローゼスやマイブラを実際に体験できなかったロックファンがあの時期のプライマルに飛びついてしまった面もありました。
 
よって、エクスターミネーター前後の曲はあまりなく、やはり今回の新作を聴いた感触通り、初期のグルービィーな横ノリのプライマルのサウンドを構築してました、というか、ボビーは元々、こっちの方向で進みたかったんかも。新メンバー(しかも可愛い女性)も入り、まだ演奏が初々しい面もありましたが、ボビーさんのあんなご機嫌な顔を見てはなぁ。マニが抜けたのは痛いな~と思ってたけど、結局、みんな元のバンドに戻っただけのことだったり。
 
アンコールのカムトュゲザーって曲では、中盤で甘いメロディーが聴けるバージョンがあるのだけど、それが初めて聴けて、とても感動しました。ロマンチックでダウナーで、まさにボビーそのものでした。
     
まだまだ日本で人気があることも良かったデス。また来日してください。