続・音楽によるROCKによる生活

音楽(ROCK)中心のブログです

イングランド・イズ・マイン

昨日、ZEPP TOKYOにてモリッシーのライブ見てきました。
 
ゼップに向かう途中、外人(男2人)が雨に濡れながら歩いてくるのを見て、
お!、もりっしー見に来たんだな!みたいな。
で、会場近くなるとカップルや集団やらの外人が更に増えていくのに笑えてきましたが・・・。
 今回は奮発して、二階席を取りました。いやホント、外人や大男に囲まれると何も見えないんで。。。
お酒を買ってTシャツ買って、席へ。客入れのBGM云々の演出から「まさにモリシー」って感じ。
こんなことは初めてなんですけど、周りの外人の香水の匂いの空気感といい、会場の雰囲気といい、殆ど外国でライブなんて観た事ないんですが、なんかイギリスでライブを見に来ている気分。。。
 で、歓声がどんどん大きくなって、モリッシー登場!いや~登場からカマシテクレマシタ。
笑いました、ホント。。。客入れから、この登場までネタバレになるんで書きませんが、これからライブを見る方は、今、ネットに上がっているレポートを見ずに体験して欲しいです。。
 
本編はやはりソロ中心。数曲しか知りませんでしたが、これがなかなか・・・ショーとしての見せ場が(いろいろ)ありつつ、ロックしていました。モリッシー、男らしく力強いぐらいの唄と振る舞い。
曲間では、叫びに近い客の声にイチイチ反応するのが、なんか優しくてカワイイというか。
     
客「モリッシー!!好きだよ!」
モリシ「うん、ぼくも好きだよ・・・なんてね!」
とか
モリシにマイクを向けられた女の子が「モリッシー!日本に来てよ!!!」
モリシ「・・・いま、来ているよ!!」(床を指差して)
とか
モリシ「メンバー紹介するよ・・・バンドは(サディスティック)ミカバンドだよ!」
なんつー冗談まで。
ま、全て英語のやりとりなんで、訳は間違ってるかもですが、、、いちいち笑わせてくれました。
 
そして、「いま、各国・いろんな街では様々なトラブルを抱えている・・・・」と喋り、動物が虐殺され、食用として食べられる現状を憂う唄をうたいました。
やっぱ、まぁ、彼はスミスの時のイメージが強いのですが、弱者の目線をあくまで保ち、世界が抱えてる病理に目をむけて悩み・シリアスに立ち向かう様がですね・・・
ひとりの男としてのモリッシー像が浮き彫りになって、なんだか泣けてきてしまったですよ。。。
後半、スミスの曲を数曲やりました。
で、そういうモリッシーの戦う姿勢を感じつつ、スミスの曲が始まると、なーんかロマンスの花が、こう・・・フワーと咲くような美しさが、あるんですなぁ。こういった、ソロとスミスの曲のふり幅みたいのも、
見所でした。なんか、どんどんモリッシーが愛おしくなっていくんですよね・・・。
 
最後の曲で、客が必死でステージに上がろうとするのを止めるスタッフ。優雅に手を伸ばしてお客に近づき唄う中、客VSスタッフの戦いが・・・。女性がステージ上がって抱きついてましたよ。
スミスの曲はあんましやりませんでしたが、満足の内容です。
唄いきると、深いお辞儀をし、上着を脱いで客席に投げ、袖に走り去るモリッシー(汗だく)の姿。
来日してくれてありがとう!また懲りずに日本に来て欲しいなぁ。
 
 
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