続・音楽によるROCKによる生活

音楽(ROCK)中心のブログです

フジロック 三日目②

 
     
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つづきです。
     
18:50~斉藤和義
ホワイトステージは混雑。中村達也さんがドラムでサポートに入っているということで、現金にも観に来てみた。達也さん、髪短くてかっこよし!ギターにバースデイのフジイさんも居る。
肝心のライブですが、私でも知っているヒット曲連発で唄と歌詞がすっと耳に入ってくる。ずっと嘘だったんだぜ~♪も、唄ってくれました。大合唱でしたよ。
 
思ったより早く終って(45分ぐらい)、YMOが始まるグリーンステージへの大移動が始まる~!と友人と別れて、(一応)近道のボードウォークに向かってダッシュしてみた。雨がパラパラ降ってくる。
 
19:20~YMO
途中から。グリーンステージは小高い丘まで人がびっしり。当たり前の事だけど、坂本教授は左側にキーボード、高橋幸広氏は中央でドラム、細野晴臣氏は右手でベース。
エレクトロポップというには余りに優しくて、まるでAORのような演奏。あれ・・生ギターが聴こえるよ?と思っていたら、小山田圭吾がサポートで入っていた。映像もコラージュを凝らしていて、とてもカラフル。
最後、三人+サポートも入れてお辞儀。品のある素敵なステージでした。
 
友人と合流。オアシスのレストランゾーンで行列のピザを食べる。オアシスのすぐ横で、ATARI TEENAGE RIOTのライブをレッドマーキーでやってる。レッドから人が溢れでる程の満員。
そして、オアシスの何処にいてもあの低音がガンガン聴こえる。(ホントは中に入ってもみたかったが。。)
 
ケミカルの音が始まったんで行こうとしたら、友人はやっぱここに居るわってんで、一先ず別れる。
ステージ右側に回りこんで見ようとしたら、そこを行く道でケミカルを観る人、と帰る人、と移動する人で大混雑。五分ぐらい、満員電車のように揉みくちゃになる。なんとか抜け出して移動。
 
グリーンステージはYMOに引き続き、人がびっしり。数年前のように、アッパーになって踊る人が少なくなったかな。。と思っていたが、前の方は泥んこ大会だったらしい。VJが凝りに凝っていて見物なのと、新作はより音の粒がクリアになってとても聴きやすい。あと、アウト・オブ・コントロールもやってくれた。聴けて嬉しい。
 
途中、ケミカルを抜けてホワイトステージに向かう。本日は余り雨も降らず涼しくて快適。
 
22:20~wilco
アメリカのオルタナティブ・ロックバンド。フジロックでは人気のバンドなんで、一度見てみたかった。
ギターがなんていい音なんだろう。演奏の展開が凄まじい曲があったりして、まんまと驚かせてもらいました。紳士的なロック・・ながらも野蛮さもあるというバランスが新鮮でした。ライブ中、もう1人の友人と合流。なんと、見に行ったオレンジのバディ・ガイがキャンセルになっていたそうな。
 
23:40~The Music
グリーンステージのクロージング・アクト。友人らと合流する。
彼らは、もうこのステージで解散、なので、始まる前から神妙な空気。そしてもの凄い混雑。
曲はファーストとシングル中心だったかな。。Vo.のロブは滅茶苦茶踊って、「マジスゴイ」とオドけていたげど、いつ泣いてもおかしくはない切ない表情が、最後なんだなぁと実感しました。
そして彼はとても丁寧にMCをしてくれました。初めてフジロックに来たレッドマーキーのライブが大盛況だったことの驚きと、それ以来フジロックが大好きなフェスになったということ、そして解散することは皆がここに居ることと同じく、自分たちの意思で選択したということ・・
(全く意味が違ってたらすいません)。
最後は「The people」。あんな悲しげな演奏でこの曲をフジで聴くことになるとは・・・。
 
アンコールが鳴り止まず。主催の日高氏が出てきて、「彼らはフジロックで散りたいと言ってるんだ」
との一言で、少しずつ、アンコールを叫ぶ声や拍手が収まりました。
 
終って、夜中の1時ぐらい。最終日の夜中だというのに、オアシスのレストランゾーンも大盛況。友人が、夜中2時ぐらいに岩盤で卓球のDJがあるよ!と教えてくれる。付き合ってもいいと優しいお言葉を貰ったので、少しだけ卓球を見ることに。
岩盤のテントのDJが交代して卓球が登場し、音が鳴りはじめるとワラワラと一気に人が集まってくる。
卓球は日に焼けていて健康そう。リラックスした笑顔でレコードを回してくれました。
少しの間、体を揺らしてから宿に帰りました。
 
次の日の朝は、やはり皮肉にも晴れていた。
10時前に宿を出ると、予想通り越後湯沢行きのバスは空いてた。お昼過ぎの新幹線に乗って帰る。
 
今年のフジは、初めてフジロックに来た時の期待感や不安感と似た感覚があり、その初々しさをミューシックの解散で思い出したりと、楽しいながらも、懐かしさと寂しさが入り混じったフジロックになりました。
震災の影響で、逆に来日のアーティストのキャンセルが余り少なかったのも、印象的でした。
今年も無事、ケガも何もなく楽しめたことに感謝します!