続・音楽によるROCKによる生活

音楽(ROCK)中心のブログです

ローリン・ベイベー・イッツ・オーライト

すんません、長くなった・・・・。
    
     

 

先月の話になるのですが、RUDE GALLERYという洋服屋さんで開催していた
THE BIRTHDAYの写真展に行ってきました。今年の4月からのツアーに同行した
写真家の新保氏によるステージやオフショットの写真が見れるとのことで、
友人を誘って、渋谷に出かけました。

 

地下の店内に入ると、壁から天井まで白黒の写真がびっしり。大判の写真から小さいのまで。
これだけ写真に囲まれると息苦しくなるほどに!絵の迫力もあったしなぁー。


ちょうど、今頃の去年、彼らバースデイのライブを見に行った時は正直、息苦しさを感じてしまうほどに色々考えてしまいました。あと、友人から、バースデイを見るとミッシェルとどうしても比べてしまう、と言われたことも頭にひっかかったりして。

そんなことを思いつつ、ボー然とライブを見てたりしてたから、結局、自分も心の何処かでひっかかりがあったんだなー。
ある時、バースデイのライブのアンコールで「涙がこぼれそう」が始まった時、いきなり前の方で激しいモッシュが始まったので、おっとと・・と下がると、棒立ちの男性にぶつかってしまった。すんまへん、と謝って顔を見ると、その人は眼鏡を汗と涙で真っ白にしながら唄っていました。チバと一緒に。
またある時は、フロアでの激しいモッシュとダイブで軽い将棋倒しが起こって、そこで
女の人がうずくまってた。その女性のお友達が、突き飛ばされたんです!・・と戸惑っており、慌てて周りの人達で起こそうとしたのだけれど、起き上がらない。ここはあぶないッすよ、と声を掛けて気が付いたのは、彼女は泣いているんだと。。係りの人が来て、やっと立ち上がり、それでもそこに留まってライブを見ていました。
これは自分も含まれてしまうのだけれど、去年末や今年の始めにかけて、彼らのライブを見て泣いている人は結構居ました。その光景はなかなかヘビーだな、と思ってたのだけれど、ステージに居る彼らはその状況も受け止めていた訳で。
この状況で、バンドとしては一枚岩でなければライブをすることは出来なかっただろうなと・・。


今回のツアーは、今井さんが下を向いてジャガーと懸命に格闘していたのが印象的でした。あと、ベースのハルキさんがベースを弾きながらも唄ってたことも。

で、ツアー最終に近かったZEPP東京では、クハラさんがドラムを叩きながら色々な表情でおもいっきり唄っていました。あれ?この感じなんか懐かしいな?と思っていると、
アンコールでメンバーの名前を呼んで「ウィーアーザ・・バースデイ!!」と叫び、
ひとりクハラさんがステージでドラムソロへ。
フッと、ここでアベフトシがゲストでフラっと出てきても不思議じゃないなとかなんとか思ってしまった。
そして、多分、この曲ではミッシェル以来と思われるチバさんのハンドマイクのみで唄う姿。
・・・あーそうか、懐かしいワケだよ!と笑ってしまった。
もしかすると、彼らも、今までそういったパフォーマンスを避けていたのかもしれないし、自分も何処か記憶の奥の方にしまい込んでいたのかもしれない・・。



展示会の写真は、半裸でグッタリしてたりメンバーで笑ってたり、汗まみれで演奏してたりとなんだか既に懐かしい感じもありました。白黒だったからかもしれない。
たぶん、これからもまだまだ沢山色んなことがあるのだろうけれど・・・
「道はひとつでまだ続いてる」って、ホント、今年は・・・まったくもって、ずっと音を出し続けてくれた彼らの存在がとても心強かった。
ガッツリと充電して、またデカイ音で頭と耳をぶっ潰して欲しいなーと!思いますよ。