これは、まぁ驚いた話なんですが、なんとオザケンこと小沢健二のライブを先日見てきました。
何故に驚いたかと言うと、大体にしてチケットが手に入らないと思っていたので・・・・。
いやぁー、はじめてオザケンをライブで見ました。ルックス、変わってなかった。
ライブの内容はというと、ツアー中だし内容を書いたところで通じないことも多いので
省略しますが、とにかく思い入れのあるファン程に期待を裏切らない内容だったと思います。
所謂なオザケンしか知らない人にとっても。(書庫がライブレポじゃないかなー)
当時、小沢健二がデビューして、ファースト・アルバムを聞いた時は度肝を抜かれたモンで、
噂どおり本人の言葉通り、「まっすぐで嘘偽りない」言葉と音が満載のアルバムだった。
けれど、まだ十代だった自分にはストレートに受け止めることが出来なく、
「理想論すぎるんじゃ・・・」と少し穿った見方をしてました。
とはいえ、ニューヨークに行ってメディアに出なくなるまでは、レコードは出る度に
買って聴いてはいましたが・・・。
思っていたのは、多分、ちょっと誤解され易いアーティストであって。
育ちが良いとか金持ちだとか頭が良いとか。無論、その誤解も含めてポップミュージックだ、
としてたのだけれど。だから、雲隠れをしてしまったんじゃないかと風の噂を聞いた時は、
音楽と言葉で伝えること、いわゆる、ファーストで強く打ちたてたことを辞めてしまった
のかなと、少し残念に思っていました。
今回のコンサートはファーストとセカンドとシングル中心、+新曲少しというセットリストでした。
余り好きじゃないんだよね~ストレート過ぎてさぁ、なんて穿った聴き方をしてた
曲ほどに歌詞とメロデイを覚えていて、それが以前聴くよりも現実味があって胸に響いたことに、
我ながら驚きました。歳をとってきたから分かってきたけれど、理想や夢ってのは、
どういう状況であれ持っておくものだ、ということなんですが・・・・。
まぁ、相変わらず、むつかしいな~何言ってるのかコッチの頭が付いていかないよ~、
みたいなMC(?)もありましたが、それはご愛嬌。(というかわたしの頭が悪いだけ・・)
いずれにせよ、とても良いライブでした!アルバム楽しみですよ。