続・音楽によるROCKによる生活

音楽(ROCK)中心のブログです

FUJIROCK09② 一日目は大雨

  7月24日(金曜日)

  昨夜のお酒がなかなか抜けなく(情けない・・・)、朝方ごろようやく寝付けました。
  それと、夜中じゅう雨音が凄かった。

  朝は、8時に起きて眠気覚ましにニュースとNHKの朝ドラを見る。
  9時半には宿を出て、苗場の会場に向かう。雨は小雨がずっと続いてる。
  10時頃に会場着くと、レストランもステージもこの時間はまだ空いているような印象。
  
  ここから、アーティスト別のレポートを書いていきます。さらさらーと読み流してください。

  
  11:00 TOKYO SKA PARADISE ORCHESTRA
     自分も好きですが同級生の友人が特にファンで、モッシュゾーン後部に入って見ました。
     メンバーの冷牟田さんが抜けてから、ロック色が少しなくなり、より聴かせるスカ・バンドに
     なったように思います。MCでフジが世界一最高のフェスだと言ってくれましたよ。
     最後、愛の賛歌をやってくれました。雨ながらも気合がはいりました。

  しかし、雨が止まない!ワールドレストランのかろうじて藁の屋根がある場所に避難する。
  皆、そこに避難して御飯を食べるのでなかなか食材を買うのが大変だった。ハンバーガーを買う。

  12:30 WHITE LIES
     お昼買うのでワーワーやってたら、いつの間にかグリーン・ステージから彼らの音が。
     ハンバーガー片手にステージに向かいました。メンバーは写真通り若くて、80年代の
     スミスのような地味なルックスでした。演奏は音源よりも迫力があって、ドラマチックに
     盛り上げていく唄に少し感動しました。見てよかった。

  M83とDOVESをチラ見して、ヘブン・フィールドに向かうことにしました。友人と別れる。

  14:30 SAKEROCK
     途中から。山の上だというのに結構混んでいて、でもお客さんはとてもなごやかなムード。
     インスト・バンドなんだけれど、細野さんから脈々と続く東京ポップスの延長上に居る
     音楽だと、勝手ながら思いました。メンバーはよく分からないけれど、MCの人は急に
     ラップを始めたりと笑わせてくれたりして。音楽は気持ち良いし楽しかった。

  ヘブンから降りてきて、グリーンに行く橋を渡ろうとしたら大混雑。
  後から分かったのだけど、雨で川の水が橋に氾濫していたらしい。橋の手前で動けなくなってる
  と近くホワイトステージのチャラのステージが始まって、少し唄を聴くことが出来ましたよ。

  15:50 Lilly Allen
     これも途中から。タヌキ・メークにワンピース、ハイヒールでステージを右へ左へ。
     去年、レッドステージが規制寸前まで混んだのが分かったですよ。音はロックベースながら
     もレゲエ?スカ?のようなビートの強さを持ちながら、エレポップの要素もあって。
     唄もうまいし度胸も据わってるから、グリーンステージでも全く見劣りしなかった。
     しかし、ファッ*キンなんとかって曲・・・凄いな。。そういや一瞬晴れ間が出た。

  17:30 PATTI SMITH
     パティ・スミスは見る機会が多分そうそう無いだろうと思い、始まる前から待機。
     ニット帽子に黒のジャケット、ジーパンにブーツ。いやはや、きゃしゃなイメージあったの
     ですが、結構たくましい・・声も。リリーアレンの後なだけに男前!と思ってしまった。
     メンバーはテレヴィジョンのメンバーがギターで居たりとロック寄り・・・でしたが、
     彼女の一挙一動で曲の静と動を激しく演奏して、なんというかステージ上の
     パフォーマンスの緊張感が凄まじかった。

  19:20 PAUL WELLER
     パティが終ってそのまま待機。雨が心なしか強くなってきたようなきがしつつ、
     ポール・ウェラー登場。サマーソニックで2年前見た以来だ・・・って、相変わらず
     スマートなたたずまいだったけど、少し太ったような・・腹回りが・・・・。
     そして、雨に打たれてる観客を見てニヤニヤしてるのは、心配してるのかそれとも・・・。
     ギターとシャウトのギャッギャッって黒いノリがやっぱカッコイイ。スタカンとジャムの曲も
     やりました。次のオアシス楽しんでねーって、やっぱ苗場はまったりモードでした。

  21:30 OASIS
     遂に彼らが再びやってきました。ステージの背面には縦長の画面がいくつか並んで、VJや
     メンバーの姿を映したりと豪華なセット。一発目は確かライラからだったかな・・・。
     なにせ雨は小降りになったとはいえ止まないし、人が次々と押しのけて前にきたりと
     結構客席は混乱してました。とはいえ、オアシスを苗場で聴く興奮で舞い上がって
     周りと同調して唄ってました。新旧混ぜて・・・というか、1、2枚目のアルバムの曲中心の
     ヒットメドレーで、イントロから歓声が凄かった。リアムの声が段々調子良くなってくるから
     嬉しかったです。ワンダーウォールをリアムが唄うライブは初めて見れた。
     とはいえ、ノエル兄のボーカルによるドンルクの大合唱が一番のハイライトでした。
     ステージングはポール同様にまったりしてたんですがー、楽しかったですよ。

  気が付くと、一緒に見ていた友人の一人が雨で体が冷えてしまったと途中で具合悪くなって、
  宿に帰ってしまってた。パティースミスから余り移動もせず食事もロクに取らなかったのが
  良くなかった。なんと雨のせいでオールナイトフジは中止。川付近が危険なことになってるらしい。
  
  帰り、出口近くのパレスオブワンダーの中のテント小屋で、ウィルコ・ジョンソンを少し見て帰る。