続・音楽によるROCKによる生活

音楽(ROCK)中心のブログです

ブラー観てきました

 
 
先週、武道館でのブラーのライブを観てきました。平日だから、仕事上がりダッシュしました。。
席は二階席で、丁度、前が手すりのとこでラッキーでした。
19時過ぎて、まだステージ上にはスタッフがウロウロしているのに、いきなりの暗転。
で、メンバーが出てきて大歓声。一曲目が「ガールズ&ボーイズ」で、これは昨日のダイバシティーではそりゃ大盛り上がりだったんだろーけど、余りの不意打ちに「え?もうそれやる?」みたいな・・。
10云年ぶりに会った知り合いが、いきなりハグしてくる、みたいな・・・。
 
でも、ビートバムをやる頃にはあのリズムに合わせて、客が手拍子をし、デーモンとグレアムがステージを飛び跳ねる姿を観て、熱気があがってきました。好き勝手に二人とも飛んでたのに、
ギターソロ前に、ふたりのジャンプが見事に揃った時は(もち偶然)、かっこよかった!
 
曲は初期からブリットポップ時期、後期のシンクタンクのアルバムまでまんべんなく。
驚いたのが、中盤のカントリーハウスからパークライフの流れでした。
カントリ~では、デーモンがステージ降りて最前の客にハジからハジまで絡んでいくし、パークライフはなんとフィルダニエルズがゲストで出演!!そりゃあー盛り上がりました。
やっぱ、武道館では二階から観てた印象だと、ブリットポップ時期の曲が一番盛り上がってたかな。
 
 ここからは個人的なヨタ話です・・
ブラーからグレアムが脱退してからも、なんとなくデーモンの活動はザックリ追っていました。90年代産の英国のミュージシャンの中では音楽をクリエイトする才能がずば抜けていると思います。
 ブリットポップ時期はブラーが一番過激に大英国的なコンセプトを打ち出しており、イギリスや日本ではアイドル的に爆発な人気があったけれど、アメリカでは全く受け入れられなかった。
(それはオアシスも同じく)で、デーモンが「ブリットポップは終わった」と宣言してからソング2がアメリカで大ヒットし、彼の別ユニットのゴリラズが世界的に売れたけど、イギリスや日本は相変わらず人気はあったものの、逆にこの時期はあんまし好まれていなかった。
その後は、ワールドワイドな活動があったものの、目立って表舞台に出てこなくなってしまい・・・。
 
だから、グレアムと和解してブラーを再始動することによって、デーモンがフロントに立つというのは、過去と現在の自分に折り合いを付ける、とても意味のあることだったと思います。
 
けどけど、バンドはやっぱ再結成しての盛り上がりがピークを過ぎてしまっての来日だったかも。
どうもブラーの活動はこの武道館で一旦止まって、今年はデーモンのソロ活動が始まるみたいです。
やっぱり、今のデーモンの音楽性の大きなふり幅をロックバンドで表現するのは難しいのかな・・・。
 
最後の曲はソング2で、曲の最後の方でデーモンがギター演奏してるグレアムに長くハグをして、アレックスとデイブさんにもハグをしてステージを降りました。
もち、バンドに愛着があるのは強く感じたものの、ちょっと寂しく感じたのも確かです。
 
ま、、なんだかんだいってソロは楽しみにするんで、また日本をスルーしないで欲しいス・・・。