続・音楽によるROCKによる生活

音楽(ROCK)中心のブログです

憧れられたい

 
堅苦しい内容が続いてすんません。
 
    
先日、ローゼスの映画を見てきました。いやー良かった!ファンなら映画館は必須な内容でした。
最近、作られてる音楽映画って、結局「セックス・ドラック・メンバーとの確執」みたいな内容になってしまう。映画とロック(アーティスト)に距離感があり過ぎるっつーか。
だから、ハンディカムで撮ったインディーズ映画みたいな方が音楽映画は良かったりするけど、画質も音質も悪かったり。だから、このローゼスの映画はプロの映画監督が100%ファンの視点で撮っているので、音質も良いし画像もプロショットの上に、愛情しか感じられないのがスゴイ。
 過去の解散時期と同じような緊張関係がメンバー間に流れた時、なんと(こっからネタバレです)カメラを止めてしまうのは、素人の自分さえも「おいおい」って思ったけど、それがこの映画というかストーンローゼスというバンドの危うさや魅力を表現したことにもなってしまったのが、素晴らしい。
 
後半、フリーギグに右往左往したファンの様を見て、こっちも手に汗を握りました。
そんで、この憧れられたいをフジロックで聴いた瞬間、頭が真っ白になったことを思い出しました。
とにかく、監督とファンのドキドキが伝わってくる、素晴らしい映画でした。泣きました。