昨日、新木場でマイ・ブラッデイ・バレンタインのライブを観てきました。
開演時間ギリギリに着いた新木場コーストは、ハジからハジまで超満員でした。二階や高台も人で埋まってました。
ビール片手に、ウロウロと隙間を探したのですが、まー隙間なんて何処もナイ!
諦めて、ギュウギュウ状態で見ました・・・・
で、始まると、まぁ・・・メンバーなんぞ、ヒトカケラも見えませんでしたが。。
始まりは、「アイ・オンリー・セイド」でしたか。はじめは、そんなに音が大きくないな?最近のバンドと同じぐらいの音量じゃない?とか思ったり。でも、だんだんとジワジワと音が大きくなっているようで・・・。セットリストは、過去の曲をまんべんなく。新曲も一曲やった。
淡々と演奏する彼らの背面には、まさにマイブラ!なカラフルでドリーミーな映像が流れてました。
そして、そういう90年代はじめにまだギリギリあった、ロック幻想みたいなロマンティシズムが音に溢れており、それが今も確信を持って鳴らされているのが凄い、というか・・・それは、ケヴィンシールズって人の少年性なのか、はたまた執念なのか・・・。
今のロックシーンはつまんないよ~とか、刺激がないよーのとか言われているけど、きっとそれは、懐古的になってるだけじゃない?とか思っていましたが、今回、彼らのライブを見ていて、もしかしていま足りてないものは、狂信的なロックのロマンみたいなものなのかもしれません・・・。
全くステージが見えてなかったのに、「soon」をやるころには、ケヴィンがギターを持って唄う姿がクッキリ見えました。おっさんになったね!アーティスト写真、昔のじゃなくて今の使えばいいのになぁ。
最後、この曲を始めるも、出だしを間違えて最初からやり直すメンバー。
「ケビィン、どんまい!」って客の声。彼らにドンマイって・・・おもしろいんですけど。。。
そして、15分強のフィードバックノイズはなんとか耳栓なしで耐えられました。やっぱ音デカイ・・。
はっきり言って、マジで悪夢のようなノイズ。天国のようで、地獄のようでもあるロックという。これこそが彼らで、やっぱシューゲイザーの元祖であり、しかも今も最先端であり得るという・・・。
いやーライブ、見て良かったです。しばらく、マイブラの活動は続けてほしいでっす!