続・音楽によるROCKによる生活

音楽(ROCK)中心のブログです

FUJI ROCK 三日目 ②

三日目の続きです。
 
グリーンステージに着くと、場所取りの椅子とレジャーシートだらけ。
これは、フジが終った後に、如何なものか・・と問題視されてたけど、今年がとにかく異常な人の多さだからであって、来年はどうなるか分からないから、なんとも言えないよな・・・。
なんとか昨夜のPA横より後ろの方の芝生で場所を見つけて、座って暫し休憩。
 
17:30~JACK WHITE
ジャックホワイト、ブルーのジャケットで登場!ニューヨークのライブレポートで、女子バンドと男子バンドをその日の気分によって使い分ける(なんで、なんとセットリストは無いとか)と噂をきいてたんで、どっちになるか楽しみにしてました。ぞろぞろと女の人が・・・フジロックは女子の日だったみたい。
ステージ上はすごい緊張感。演奏中、ジャックがメンバーに近寄ると、その女性演者の顔が強張るというか、ジャックのギターがうなるうなる。一体どういう頭の中なんだか・・・・。
曲はソロ中心に、でもホワイトストライプスは勿論、ラカンターズやデッドウェザーもやる。
最後、Seven Nation Armyで、出だしの「でーで、で、で、で、でー、でー」が会場で合唱になるのが可笑しい。終ると、女子バンドの美女に囲まれて笑顔で挨拶。いやー最高でした・・・。
 
急に暗くなって、寒くなる。どんどん人が集まってくるので、友人と、もうここから動かないことにする。
エルビス・コステロが始まるも、途中でトイレで抜ける・・・。ホントニ、コステロ様ゴメンナサイ・・・。
    
さぁ、最後の大トリのレディオヘッドだよ!という待ち時間の一時間弱が異様に長く感じた。
っていうのは、何度も書きますが、沢山の人が少しでも前に行こうとずーっと右往左往。レッチリでもこんなにはならなかった。後ろも前も広いグリーンステージに人が埋め尽くすという・・・。
 
21:30~RADIOHEAD
コンバワ・・・って、トムヨーク言ったっけ?既に記憶が・・・。(いらっしゃーい!は言った)
始まってしまうと、ステージいっぱいに置かれた楽器とシンセ?パソコン?のセッティングといい、ステージ背面を幾つものスクリーンに固定カメラで映し出されるメンバーやコラージュをいい、やっぱスケールがデカい、のに所謂なスタジアム・ロックとはまるで違うところが、彼らなんですねぇ・・。
一曲目はロータス・フラワー。トムヨークはポニーテールに黒いシャツで、右に左にフラフラ踊り続けるので、皆、思わず目で追ってしまう会場の動き・・・もう、釘付けっていうか。
15step とかゼアゼアとか・・・やっぱ新旧混ぜこんでるセットリスト。「カーマポリス」のイントロが聴こえた時は、自分も嬉々として、会場と一体になり合唱してしまいましたが。。
    
突然、「ぎひひ、ひひ・・」と笑いだすトムヨーク、で、関係なく曲は始まるんだけど・・・。
なんつーか、観てる時も思ったけど、エコ的な啓蒙もなく、ビックバンドなアティチュードも余り感じさせずエレクトロでもありロックでもあり現代音楽でもあり・・・でも、やっぱフロントのトムヨークのエモーショナルな人となりが、何より「レディオヘッドって、やっぱロックバンドなんだな~」と思ったり。(あくまで私見です・・)この、全てにおいての彼らのバランスの取り方、現代のモンスターバンドとなんだなぁ・・。
 
レディオヘッドも始まってしまうと、そんな混乱も無く(足は何度か踏まれたけど・・・)楽しく最後まで観ることができました。
グリーンステージからの大移動をなんとか抜けて、オアシスでご飯を食べる。
さっすがに疲れました。体が、というより頭にもうこれ以上なんの音楽も入んないよーみたいな。
 
夜の12時過ぎ、会場外にあるテントのパレス・オブ・ワンダーで少し「勝手にしやがれ」をみて宿に帰る。
なんか、さすがに頭がさえてしまっていて、夜は寝付けませんでしたが・・・。
    
次の日は、新幹線の予約席が朝10時半しか空いてなかったので、今年は素早く苗場を後にしました。
今年のフジは豪華だったのもあったですが、めちゃめちゃ楽しかったです。ローゼス見れたし。
三日間晴れたし、今年のフジはラッキーが重なったんじゃないかなぁ。ま、こんなこともアリってことで!
今年も楽しく過ごせました。ありがとうございました!