続・音楽によるROCKによる生活

音楽(ROCK)中心のブログです

アイム・ジャスタ・ドック

 
先々週、ZEPP TOKYOTHE BIRTHDAYのワンマン・ライブを観てきました!
   
平日の金曜日だったので、ワタワタとお台場に向かったのだけど、あっさり開演前に着いてしまいました。
暗転してメンバーが登場すると、すんごい人が詰め掛ける。
    
一曲目は新しいアルバムの「バディ」から。前に私がバースデイを観た時よりも、音が太く、強い演奏になってました。
ガツガツぶつかってくる野郎やお姉ちゃんから身を守りながら、バースデイも、またロックンロールど真ん中の狂騒に向かっていくのだろうなぁ・・と思いました。
 
 ミッシェル・ガン・エレファントの頃の「世界の終わり」で表現されていた終末観は、未だに自分はよく理解していないのだけど、傍からみていたイチ・リスナーの自分には、チバとアベフトシはとても似てみえていて。まるでポニー&グライド・・・「俺達に明日はない」の主人公みたいだったんだなぁー。
だから、ミッシェル後の活動にも、その「いつ辞めるか分からん」といった姿勢が感じられ、それがカッコイイんだわーと思う反面、明日全てが終ってしまうような不安感もあり。。。
    
バースデイも「いつ終るかわからん」と正直思っていたけれど、こうして何枚かのアルバムを改めて通して聴くと、チバさんの表現がここ数年でやっぱ優しくなったというか・・・。
これは、多分、、大らかで時にルーズなぐらい自由なイマイさんの影響が大きかったのかな。
だから、イマイさんが抜けた後もバンドを続けたのは意外だったけれど、新しいアルバムを聴くと納得。
特に、ロックンロールなギターを鳴らすフジイさんが加入したこともあり、
「バンドを続けてやりまっせ」とロックバンドが腹をくくったアルバムになってる。
焦燥感・強迫観念的な空気が薄くなって、ドッシリと腰を据えたバンド・サウンドに変わったと思う。
で、以前チバさんが表現していた「終末観」は、薄まったのか無くなったのかは分かりませんが、今回のライブでは殆ど感じることは無かった。で、お客を見る煽る目も優しかったスね。。
それは、やっぱしバンドを続けていくんだなーと思えたし、あと、ここ数年のことを想い出すと、やっと季節が一巡りしてここに辿り着いたんかも。。としみじみ。思いました。
と、あんましライブレポになってなくてスイマセン。個人的には、新しいギターのフジイさんの本性が現れるのはこれからではないかと!思います。楽しみですよー。