続・音楽によるROCKによる生活

音楽(ROCK)中心のブログです

倫敦旅日記 二日目 ①

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  2日目

  この日は朝9時ぐらいで起きて、ダラダラと準備をしていたら、ドアがガンガンとノックされ、
  ホテルのベットメーキングのおばちゃんに「アンタ、何時に出て行くのよ?!」というような
  ことを言われた。あと30分ぐらいで出て行くからとりあえず出て行ってくれー、と言って
  ドアを閉めたが、言い方が不味かったなぁと後から思った。うるさいのは確かなんだけど。
  大体にしていまいちポンドの扱いが分かってなく、昨日は朝、チップに2ペンスしか置いて
  おかなかった。当たり前だけどチップと思われず、そのままだった。とりあえず、今日は
  60ペンス置いていく。
  エレベーターで降りていくと、同乗のフランス人と思われる女性2人に話しかけられる。
  正直、何を言っているか、さっぱり分からなかった。しかし、フランス人の旅行者は多かった。
  また、ホテルの決して美味しくはない朝ごはん。条件反射でいつもコーヒーを飲んでしまって
  いて、それがまた不味かった。紅茶にすればいいんだよね。

  天気予報では雨だったのに、窓の外を見るとすっきりと晴れていた。
  なので、午前中は思い切ってブリクストンに行くことにしました。治安があまり良くないと
  あったので、朝ならば大丈夫だろう・・・。何故にブリクストンかというと、クラッシュで
  「THE GUNS OF BRIXTON」という曲があるからです。(ご存知の通り、唯一、ポールがボーカル
  をとってる曲です)本日はクラッシュ・ツアーということで・・・。

  地下鉄ビクトリア線に乗って、終点のブリクストンに向かう。テムズ川を渡る頃には、電車の
  車内には白人が殆ど居なくなり、正直、緊張してノドが乾いた。駅に着き、地上に出ると駅前に
  は人の賑わうスーパーなどがあり、高い建物もない、素朴でのどかな街でした。
  とりあえず、ブリクストン・アカデミー(コンサート会場です)を探そう・・・と歩いてると、
  100メートル程ですぐ見つかった。建物のの公演するアーティストの名前を掲げる看板には、
  グットシャーロットの名前があった。近づいてスケジュールを見ると、そうそうたるミュージ
  シャンの名前が。しかし、ブリクストン駅の地下鉄は、22時にクローズすると地下鉄マップに
  書いてある。キッズは何で帰るんだろう・・・。(後から聞いたら、バスで帰るそうです)

  ブリクストンをちょっと散歩してからお昼にしようと思い、公園やチャペルをうろうろして、
  裏の路地に入ってみる。意外に入り組んでいて、しまった・・・人気がない道だ引き返そう・・
  と思いつつ、ふと角を曲がると、にぎやかな地元の市場に出た。スーパーブラックマーケットの
  世界だ!と思ってしまった。市場の店には魚や肉、野菜が山積みになっていて、ジャマイカ?系の
  人々が生き生きと行き通っていました。イギリスのセビア色な世界から、いきなり原色の全く
  違う世界に来た感じで。クラッシュのジョーやポール、ミックはこういった街に飛び込む、好奇心
  旺盛な悪ガキだった訳です。クラブもあったし、洋服屋もあった。まぁ、東洋人は浮きすぎてた
  ので、眺めるだけでしたが・・・。

  さすがにお腹が減ったので、マックに入る。カウンターのやはりジャマイカ系のかっぷくの良い
  姉ちゃんに「ポテトは?いるの?!サトウは?そこで待ってて!」とまくしたてられたけれど、
  何故かホッとする。足元には、風船を持った女の子がまとわりついてくる。店内は家族連れや
  カップルなど、そこそこ混んでた。窓から町並みを眺めてたら、一時間ぐらい時間が経ってた。
  トイレを借りて、ブリクストン駅に戻る。