続・音楽によるROCKによる生活

音楽(ROCK)中心のブログです

somebody else

先日、The 1975を見てきました。

ガーデンシアターとぴあアリの二公演見た。

ぴあアリーナの方は売り切れてから、若干席を放出した分を取りました。

とにかく洋楽の若手ロックバンドでアリーナツアーは珍しい。売り切れたし。

 

にしてもライブの somebody elseではマシューの祈るような美しい歌声。

曲もロマンチックだし聴き入りましたよ。

とはいえ、今更だけどなんちゅう歌詞なんだと。(MVのオチよ)

元カノが他に恋人作って去ってしまった未練タラタラの歌。

でも不思議とこの曲はカタルシスがある。

 

Get someone you love? 
Get someone you need?


Fuck that, get money


I can't give you my soul, 'cause we're never alone

「このファックな出来事で(曲を書いて)金を稼げ

 お前のことはもういいや

 誰もが独りの寂しさには耐えられないのさ」

 

マシューはこのラインを必ず客に唄わせる(日本でも)。

この「ファック」は他者を攻撃してる訳でも、自虐的になっている訳でもなく、

「よくあること」と俗物としてポップス・ソングとして昇華してる。

したたかっつーか、SNS時代のラブソングって感じ。

誰もが個人的な体験をSNSでばら撒く事ができるのを皮肉っているのもある。

(そのマシューは来日前に日本で大炎上していた。SNSは辞める!ってなってた)

ぴあアリでは、ほぼ最後列で観てました。

周りはみんな立って踊って歌って「楽し〜!」って感じ。

レッチリやアクモンとは全然違うけど、やっぱロックバンドだった。

また懲りずに来日してください。