7/26 (金曜日) 一日目
朝、目が覚めると窓の外は晴れていた。予報は曇りのち雨。
確実に降るは降るだろう、とカッパ等をバックに仕込んで出かけました。
11:00 ROUTE 17 ロックンロールオーケストラ
前にも書いたけど、ルーズターズの池畑さんというドラムの方がメンツを揃えてのロックオーケストラ。
ヒロトはYMCAを唄い、トータスはバンザイを唄い、大いに盛り上がる。大江さんはブルースの曲とルーズターズの曲を。チャボはRCと・・・ヘイヘイマイマイの日本語カバーバージョンを。朝からニールヤングは重いッス!でもチャボらしい・・。最後は皆でポーグスのカバー。選曲がフジらしい・・。
朝から野菜ジュースぐらいしかとってないので、おにぎり屋でトン汁とおにぎりを食べる・・・
ところで、やっぱ小降りの雨。この日は、カッパを着たり脱いだりの一日でした。
12:40 CJ RAMONE
ラモーンズの最後のメンバーっていうか、ディーディー死後に加入したベーシストだそうです。
曲は全部、ラモーンズ!そりゃそーか・・。ボーカルもスリーピーズの演奏もタイトでした。
ラモーンズのファンクラブの人たち?がビラや旗を持って盛り上げてるのも面白かったです。
レッドマーキーのRON SEXSMITHの演奏を会場外から眺めながら、休憩。意外にしっかりした演奏と唄でした。それと、グリーンのFUN.(グラミー賞とったよね)もちょっと見る。大きい会場に見合う唄とバンド。歌声がやっぱクリーンに通るし、ブレのない曲の強さみたいのがあったス。
16:30 浅井健一
で、ががカソリンのゆれかた、と、ああ赤いタンバリンをやっていました!驚きました。
17:30 MY BLOODY VALENTINE
人はまぁまぁ集まってて、ちょっと殺気立っている空気。そしてメンバーが登場しました。
演奏は・・・・何やってるか分からないし唄が聴こえなく。。今、レポ見たら「アイオンリーセイド」であとは新曲を立て続けにやってたみたい。後ろにいた人が、ケヴィンの唄が聴こえないが、これはわざとやってるんだろうと言っていたが、今年のワンマンではもっとハッキリ聴こえたんだよなぁ。
メンバーというかケヴィンは終始音響に不満な様子で、最後のノイズも5分もなく終わり。
でも、フォローすれば、最後の最後の方で少し持ち直した感じ。やっぱフェスは難しい・・・。
面白かったのが、マイブラ演奏中に雨がポツポツ降ってきて、最後のユーメードミーリアライズをやる頃には、ギリギリまで堪えてたものが振り切れたような土砂降りになったのが、今回のライブの雰囲気によく合ってしまっていた・・。
あまりにヒドイ雨で、結構、人が帰ってしまってた。ホワイトのオブ・モンスターアンドメンを観たかったが、間に合わず意味もなくレストラーンゾーンをフラフラする。
雨はやみそうもないので、フィールドオブヘブンに向かってみる。
19:00 GARY CLARK JR.
途中から。山の上で、結構、雨も降ってるのに人は集まっている。ゲーリークラークJRは、すらりとした長身で、思ったより洗練されてる。見た目もギターも。で、演奏はホワイトブルースに近く、激しいことはなく穏やかな感じ。好青年って感じでした。
友人と合流。グリーンに戻る途中、FRYING LOTUS を観る。ステージの前方に幕があり、そこにSFというかスペクタルな映像が映し出され、その裏にシルエットでフラローのDJ姿な人影が見える。。
と思ったら、急に幕から出てきてラップを始めたり、自由だった・・。
21:30 NIN
きたきた、NIN。はっきり書いてしまえば、あまりの雨のひどさにそんなには混んではいなかった。
友人とPA横で観ていたのだけど、肩を「とんとんとん」と指で軽く叩かれてるような雨粒の大きさ、そして彼らのステージ中、遠くから鳴り響き光るカミナリ。結構、過酷な状況にもかかわらず、盛り上がったのは、その大雨や雷さえも演出にしか思えなかった彼らのステージング。
はじめトレントが一人で出てきて、パネルやライトで演出しながらメンバーが現れる。シンプルなステージセットなのに、曲と合わせてパネルやライトがメンバーを陰にしたりVJになり異空間作ったり、考えられてるっつーか、クレバーっつーか。派手さとか大げさな感じが全くしない。
逞し過ぎるトレントの姿もかっこよく見えてきて、演奏の鉄板な硬派さも、すべてが完ぺきです!
雷もやっぱ呼んだんじゃないかな!ってか合い過ぎです!Hurtで美しく終わり。
(後日、新聞のフジの記事で、なぜ雷が鳴っているのに客を避難させなかったんだろうかとあり、そうか、そんなこと考えもしなかった・・・雷は遠かったんですけどね)