去年の音楽(ロック)は何を聴いてたんだ、とか何に入れ込んでたんだろう、とか
思い起こしますと、やはり、FUJIROCKでマイ・ブラッディ・ヴァレンタイン を見たことが
大きかったです。
フジのライブを見た後に、彼らのレポを雑誌やインタビューを読みましたが、どれも面白かった。
わたし自身でいうと、彼らの音を体験したという・・場所と空間を共有した体験したというのでしょうか。
当時の彼らは、時代の閉塞感やら自滅的とか、絶賛されてたとはいえ、マイナス的な印象はぬぐえなかった
のですが、そんな彼らが海外のフェスだけならまだしも、日本のフジロックの大トリを務めたという
のは、いまだに不思議な・・・。
容赦なく大音量がグリーン・ステージに流れた時は、意味も無く「やったもん勝ち」という
しょうもない言葉が浮かびました。チープな言葉で申し訳ないのですが、彼らの音を聴いて、
今まで頭に溜め込まれてた、小難しいロックの批評的文脈が一掃されたのだと思います。
それは、彼らに対する批評だけでなく、色んな音楽に対しても。
ちょっとうっとおしいコトを書きましてすみません。
十代のときに感じた、ロックを聴いたときの衝撃を改めて再確認できたことは嬉しかったです。
そういや今月発売されたTONEという雑誌にケヴィン・シールズのインタビューが載ってます。
2007年頃のインタビューみたいだけれど、ラモーンズが好きとか、なかなか面白い内容でした。