続・音楽によるROCKによる生活

音楽(ROCK)中心のブログです

Down In Albion

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  「 Down In Albion」
   ピーター・ドハーティ率いるベイビー・シャンブルズのファースト・アルバムです。

   彼がまだリバティーンズに居た頃の発言です。
  
  「重大発言をしたのさ。”俺はリバティーンズを辞めた”って。何人か”駄目だよそんなの!
  最高のバンドなのに!”と言った奴も居たし、”俺はここのほうがいいや”という奴もいた。
  (この時、ピーターの家の前でシークレット・ライブをしていた)できないことない、両方
  やればいいじゃないか。もし俺が16か17の時にモリッシーが玄関のドアを開けてくれて、
  彼の歌を聴き彼と喋ることができたら、そりゃ嬉しいに決まってる。そういうのもいいじゃ
  ないか?できないことない。どうせ俺、自分の人生でそんなにやることないし」

   リバティーンズに居た頃からお騒がせ君でしたが、ベビシャンでもドラックや無免許運転
  よる逮捕、ケイト・モスとのスキャンダルなどなど話題には事欠きませんね。
   リバの頃からこれらのスキャンダルにはウンザリさせられていましたが、彼の曲を聴くと
  サウンドの破壊力と繊細な美しいメロディと言葉にハッとさせられます。

   アルバムは・・シングルはわりと聞きやすいですが、あとは淡々としてるというか少し退廃的な
  匂いもあります。バンドもピーターの声も安定してないので、ずっと聞いてると酔ってきます。
  リバティーンズのノリを求めるとちょっと肩透かしかもしれません。
  去年の11月に発売されまして、個人的に去年の冬は仕事がやたら忙しかったため、少し暗い
  気持ちでこのアルバムをヘビロテにしてました。
 
   リバの頃、上記のピーターの発言を読んで、彼の気持ちが少しだけわかったような気がしました。
  すがりつくような気持ちで音楽をロックやらを聴いてる少年少女の気持ちをよくわかってるんで
  しょうね。それはピーター自身もそうだったから。決して裏切ったりはできないんだろうなぁと。

  プロデューサーは、ミック・ジョーンズです。