昔昔、学生のころに後ろの席からカセットテープが自分に回ってきまして。
それが、ナゴムのオムニバス・レコードをダビングしたもので、カセットテープのカバーには手書きでアーティスト名と曲名がギッチリと書き込まれてた。
誰のテープかも知らずに聴いてみると、有頂天から始まって・・なんというか・・・放送禁止用語や下ネタの嵐で、そりゃ歌謡曲ぐらいしか聴いてなかった自分には「なんだこりゃ！」と思いました、うん。
ナゴムは自分より上の世代のインディーズブームだったので、たぶん、誰か上の兄姉のいる同級生が面白がってテープを教室で回したんじゃないかなと。
そのテープで印象が残っているのが空手バカボン（ケラさんと大槻ケンヂと内田氏のバンド）と人生だったんだ。要は子供の耳なので、耳あたりの良く感じたのが記憶に残ったんだな。（他のアーティストのはただただ怖かった）
だから、今年の春に瀧氏のどうのこうのな事件からは、何度も昔々のテープの衝撃を思い出してました。あーそうそう、こんな感じだったし、ずーとそうだった。人生だった。
結局、そのテープの持ち主は分からなかった。
というか、ナゴムもケラさんも知らん人には分からんよな・・この話は。おわり。
