続・音楽によるROCKによる生活

音楽(ROCK)中心のブログです

You and the Autobike

     
こちらはチバユウスケが提供した曲、ということで。
こないだタワレコでブラブラしていて、チバユウスケの詩集を見つけ、思いきって買ってみました。
読んでいて、ハリソンフォード主演の「逃亡者」って映画を(たぶん)モチーフにした詞があり、そーいえば、この映画のストーリーを思い出すと、なんだか思うところがあるなぁ・・・と。
「逃亡者」って映画は、医者が妻を殺されてケイサツに追われる身になり、で、ひたすら逃げつつ妻殺しの真犯人を探すお話です。
この映画は、始めのうちは逃げて逃げて逃げまくっているのだけど、いつの間にかハリソンフォードが追う側になっている。で、どんどんストーリーに引き込まれる。
チバの歌詞も、逃げて逃げまくっているようでいて、何かを常に追っているような。
自身を見つめる内省と獲物を捕らえようとする本能が共存しているというか。
 
あと、まー上手く表現できないのですが、チバさんって、どこかしら可愛いのだと思う。
なんていうんだろう?逃亡者って映画も、主演がハリソンフォードじゃなくてブルース・ウィリスだったら、
「おいおい、逃げる必要ないだろ(汗)」と、思う、みたいな。
詩集の手書きの字もこのパフィーの歌詞も可愛く、ハードボイルドとスウィートが
違和感なく在るってのが面白かったし、ミッシェル~ロッソ~バースデイという時間軸でチバの詩を読むってのが、やっぱりとても新鮮でした。