4月某日
6:00 起床。最寄駅にある成田行きのバス6:50発に乗る。前の日からチト不安から眠れず、バスの中で爆睡。
8:15頃には成田に着いてしまった。旅行会社から飛行機のチケットを貰い、ヴァージン空港のカウンター
でチェックイン(というのか?)する。通路側がとれて、ひとまず安心。かなり日本人がいました。
レートの良さそうな銀行で現金を換金して、タリーズでコーヒー飲んでからターミナルに向かい、
飛行機に乗り込みました。
ヴァージンの飛行機はエコノミーでも、一人一台テレビ画面があります。音楽もファイル形式で、
アルバム単位で聴くことが出来て、ちょっとこれは嬉しかったです。
隣の席には、30歳前後の小柄で痩せ型のイギリス人で、後から分かったのですが徹底したベジタリアン
でした。牛乳も駄目というヴィーガントのよう。別に喋ったりはしませんでしたが、ガムを貰いました。
クシャクシャのパッケージを見て、笑いそうになりましたが、なんとも味がなかなか消えない美味しい
ガムだった。
11:00 成田空港発
飛行機にすぐ酔ってしまった・・。なんで食事は余り楽しめませんでした。というか、ヴァージン様の
機内食はイギリス製の冷凍食品・・・なんでしょうね。一食目は幕の内弁当。ご飯はおこわで温かく、
とっても美味しかったけれども、焼き魚がゴ○のように固かった・・・・。
貧血から立ち直るために、テレビ画面の日本のテレビ番組というコンテンツから、よしもと焼肉食べ放題
ツアーという、吉本芸人が焼肉食べて喋るという極めて低予算な番組を見て、気を取り直す。たまたま
隣のヴィーガントのイギリスの方がトイレで立った時、肉だらけの画面を軽蔑の目で見ていたのは、
多分気のせいでしょう・・・。
あと、映画「アイ・アム・レジェンド」を見ました。犬好きの人が熱心にこの映画を語っていたので
選んだのですが、ホラーでもあるという解説を見て少し慌てました。まぁ、でもウィル・スミスだし
SF・アクションものでもあり、まんまホラーでもなさそうなので、見たのですが・・・。
主人公はボブ・マーリーが好きで、"オレはこの街に残って戦う。そして街の再生の道を見つけ出す"
と訴える(こんなセリフではないです。うろ覚えなのでご了承ください。)シーンかなんかで、
「リデンプション・ソング」がかかり、そこからストーリにグっとひきこまれました。そして、
ラスト・シーン~エンディングで号泣してしまった。全編、ボブ・マーリーの曲が使われています。
ウィルスミス演じる主人公がボブの音楽が好きで、生き生きとした口調で彼の音楽と込められた
メッセージの素晴らしさを語るシーンがありました。なんでも、この映画の原作は三回も映画化されて
いるそうです。原作でも、ボブ・マーリーの音楽なんだろうか?興味ありますね・・・。
あと、やはり犬は賢く可愛かった。なんともいえないラストではありましたが。
あと飛行機が少し揺れて、また悪酔いしそうになったので、楽しい映画を-----と思い、
「レミーのおいしいレストラン」を見ました。そりゃ楽しく拝見しました。現実にあったら怖いけれど。
15:30 ヒースロー空港に到着。ゲートが空いてないとかで、15分ほど機体は待機させられてました。
そして入国審査は、おそらく同じ飛行機に留学生がけっこう乗っていたらしく、故に彼らの詰問が長く
なるらしく1時間以上も待たされた。また、中東アジア系の飛行機もほぼ同時に到着したようで
外国人の入国審査の列はえらい混雑した。自分も入国審査では英語でまくしたてられる・・・と覚悟を
決め、「さいとしーん、さいとしーん・・・」と念仏のように唱えてましたが、入国審査ではイギリス
の男性の係員に笑顔で「日本人ね?」「観光?」「はじめて?」「ありがとうござましたー」と流暢な
日本語で質問され、拍子抜けした・・・。
なんだかんだあって、ホテルに着いたのは19時半。巨大なホテルで1000人ぐらい泊まれそう。
廊下が50mはありそうで、まるで迷路のようでした。簡素なビジネスホテルでしたが、ピカデリー
サーカスへ地下鉄で3駅ぐらいで行けそうでとても便利なところにある。
軽い乗り物酔いが取れないので、早々に就寝しました。
何故、飛行機移動の話しでこんなにも長くなったかというと、アイアムレジェンドがいい映画だったと
書きたかった。。それだけです・・・。