Baby Shambles/The Blinding E.P.
ピーター率いるベイビー・シャンブルズの約一年ぶりのニューシングルが出ました。
彼らのHPから、新曲はファイルで落とせたりするのですが、結構な数になってしまうし、
何が何の曲だかわからなくなるので、お行儀良く、わたしはCDで買ってます。
ファーストより音がクリアで、聞きやすくなりました。一年前は狂気と怒りなどが
ダークに淡々と曲にこめられてましたが、今回はその前のめりな感情がなくなってきてる。
写真など見ても、少し大人になったなーと表情に穏やかさが見れます。
ピーターは、ギターや唄のメロのセンスは元々良いけれど、何よりも言葉の詞のセンスが
凄く良いです。享楽的にも感傷的にもならず、何処かクールで乾いてる。
モリッシーみたいに、イギリスの音楽界にはこういうある意味イカレテル、怪物みたいな
存在感をもつ詩人がでてくるんだなぁと思ったりしてます。
去年は無免許とクスリで逮捕と釈放を繰り返し、その合間でケイト・モスとの結婚の噂が
絶えなかったので、半分呆れてましたが、今回のこのアルバム聞いてやはりセンスあるな・・・と。
・・・・そしたら、また、盗難車を乗り回して逮捕とのこと。アホかー。