FUJIROCK'10 一日目後半②
雨がどんどん強くなってくるので、ひとまずレッドマーキーの会場に逃げ込む。
中はすごい人。あとから気が付いたのだけれど、BROKEN BELLSという、アメリカの
THE SHINESのVoの別ユニットのバンドのライブだった。フォーキーなサウンドで、
穏やかなサウンド。まったりと出来ました。
雨具に着替えて、とりあえず友人と別れて、山の上に向かってみる。雨は弱くなってきた。
ホワイトステージから、ボードウォークというヘブン&オレンジコートというステージに
通じる近道?のような板張りの道を歩く。
薄暗くなってきた林の中にミラーボールのオブジェがなんとも幻想的でした。
18:10~DIRTY PROJECTORS
途中から。雨はまだ少し降ってはいたけれど、オレンジコートの山々に囲まれ
薄い霧がかったシチュエーションが、彼らの音楽を更に演出してたというか、
空気に溶け込むようなコーラスにうっとりさせられました。勿論、まだタドタドしい
感じもありましたが、それもまた良かった。「ビューティフル・プレイス」って言ってました。
THEM CROOKED~を見るために、途中で抜けて山を降りる。途中、ホワイトステージを
通り過ぎるもすごい人!スペシャル・アザーズがやってた。みな至福の顔してたなー。
19:20~THEM CROOKED VULTURES
今回のフジはこのバンドをやたら楽しみにしてました。
デイヴの渾身100%のドラミングに、ジョシュさんのギターがうねるわ吠えるわ。
そして。デイヴにニコニコと笑いかけながら、ジョン・ポール・ジョーンズがあらゆる
リズムと音のベースを鳴らしていました。
サイケでブルージーなロックって言うのかな。。友人はツェッペリンというよりも
クリームみたいと言ってた。そうかもしれん。
最後、ジョンポールがピアノに向かって、美しい音色のインストの演奏がありました。
一時間ぐらい。三人ともまだまだやれるよ!ってな顔してたなぁ。かっこよかったー。
ライブ中、横で見てた人が最初はおもっきし跳ねたりして騒いでたのに、いつの間にか
静かになっていたので、顔を覗くと立ったまま寝ていた。。
レストランゾーンで韓国丼(だっけかな?)を食べて、いざ、ミューズへ。
21:30~MUSE
友人は前の方で見ると言ってた。アンコールには抜け出てきてくれと言って
さっき別れたけど大丈夫かなぁ、と。
Voのマシューは上下ピンクのスーツにサングラス。ドラムの人は銀色の全身タイツで、
最後までその格好で・・。(・・罰ゲーム?)
前回より、音のスケールが大きくなっていて、驚くほどにデジロックさが増してた。
このバンドは何処までデカくなっていくのだろう・・。ステージからレーザーが
放射され、苗場の山々を照らしてた。星型とか、テーマは宇宙なんだな、きっと。
最後、ステージ前の花火が爆発して、ステージ上が煙だらけでメンバーを見失った。。
いやはや、やっぱし魅せるステージでした。
終わり、ステージに煙がぁぁ!とかワーワーしてたら、前で見てた友人はサッサと
出て来てくれてて、こちらの方が会場抜けるのにモタモタして遅くなってた。
早めに合流したので、越後湯沢行きのバスに並ばず乗れて、駅まで30分。
更に、駅から宿泊するホテルの送迎バスに乗って、帰りは午前2時ぐらい。
今回は大型ホテルに泊まったのだけど、宿泊客は結構居た。
まいてまいて、いそいそと風呂入って寝ました。