去年の話になりますが、映画「デトロイト・メタル・シティ」を友達と見に行きました。
(メリケンサックといい、この手の映画ばっかりみているなぁ・・・。)
いやはや、よく作られてるというか・・・。松山ケンイチ扮するクラウザーさんが渋谷を
走り回るシーンなど最高に笑いました。
ただ一番ツボだったのが、ネギシが渋谷系に憧れて上京し、お洒落LIFEを夢見るくだりです。
私も、当時は渋谷系の音楽を聴いたり雑誌を見て「オシャレだなぁー」と思っていたひとりなので。。
渋谷系の格好をマネたり、そんな音楽を作ろう!と大学のサークルに入ったりこそはしなかったけれど、
あの、一見甘い甘いお洒落~な世界、に憧れてしまい「自分もぉ、あーなるんだぁ」という
お花畑な思考は、恥ずかしい程によく分かってしまいました。
なので、ネギシ君のはたから見ればただのオカマに過ぎない行動も、何故か「がんばれ!」と
画面に向かって応援してました。多分、わたしだけではない・・・・はず。
そして、「ぼくがしたかったのは、こんなバンドじゃない!」といいつつデスメタルバンドをやるハメに
なってますが、デスメタルと渋谷系は音楽的にもファッション的にも、もしかして紙一重なんじゃ
ないかと、映画を見ながら思いました。ちょっとオタクが入ってる様式美というか・・・。
とりあえず、先月に映画のDVDが出たようです。渋谷のパルコは今、DMCの看板・ポスターだらけで
なかなかな眺めです。まだ変ってないかな?スペイン坂からあがると、とても堪能できます。