いま、何故かクラプトンのワンダフル・トゥナイトをギターで練習しています。
意外にコードが簡単というか素直というか・・・。ソロも大して音数もないんだけど、
なんとも盛り上がる曲です。
話しは飛びまして。
今日、帰り家に帰る前に読んでしまいたい本があって、コーヒーショップに寄りました。
もう18時過ぎなのに店内はとっても混んでで、かろうじて座れた席の隣には、若い男女が
おっきな声でお喋りをしてました。カフェラテを頼んで、他に座る場所もないので、その二人の
会話が耳に入らないように本を広げたのですが・・・・・。
隣の男女はどうやらカップルではなく、大学の同級生らしく歳は23~24歳。まだ就職はせずにブラブラ
してるっぽい。そして。男の子の方が女の子に恋の相談をしていました。
相談の内容は・・・・。大学時代から大好きな彼女が居て、一年前に海外に行ってしまったので、
諦めようと思い、自分は勉強や就活を頑張っていた。彼女のことは忘れかけていたが、最近になって
どうやら日本に帰ってきたらしく、チョクチョク自分に連絡がある。しかし困ったことに、彼女に
二股掛けられてるようだと。でも好き過ぎて、別れることが出来ないとかなんとか・・・。
男のほうが「でも、好きなんだよおー!」とオーバーアクション的に話すので、正直、自分の本より
も隣の恋のお話のほうが気になってしょうがなくなってしまい・・・。1時間で、本は5~6ページしか
読めなかった。ごめん、聞いちゃったよ。でも声がでかいんだよー。
女の子は、そんな不毛な恋愛やめちゃいなよ!となだめてました。ただ、その女の子も悩みがある
らしい。交際中に、相手がドンドン近づいてくると嫌になってしまい長続きしないとかなんとか。
そんで手に入らないからこそ、追いかけたくなるものなのかも・・・と言い、二人で「いい恋愛を
したいなぁ」と結論付けていました。
にしても。自分は偉そうなことをいえる立場には全く居ないのですが。男の子が、「彼女こそ、
自分の理想で。これから先、当分は彼女以上の人は現れないと思う」と言った言葉にちょっと
感動しましたがね。その恋愛が上手くいくかどうかは分かりませんが、そんだけ人を好きになるって
のは、なかなかないことだし・・・まったく羨ましいぐらい。(二股は嫌だけども)
話しを戻しますと、クラプトンはギターが上手いことは確かにそうなんだけれど、あんなに単純に
思える曲が、あんなにエモーショナルなのは、やっぱ本人が色っぽい人だからなんだろうなと思った。
うまく言えませんが・・・色男なのはもちろん、彼の人生そのものがドラマチックなんです。