ゆびきり
きみはとても鋭い爪で
蜜柑の皮をむいているけど
話しはいつもしりきれとんぼ
どうだいぼくと
ゆびきりしないか
約束なんて何もないけど
きみの髪は短かすぎるし
ぼくの嘘は白すぎる
それにぼくらはちょっと
しゃべりつかれただけさ
この詞は、大滝詠一氏の曲で作詞は松本隆氏です。
学生の頃にピチカート・ファイブが流行って、まだ現・オリジナルラブの田島さんが
ピチカートに居た時に月面難着陸というアルバムでカバーしており、そこで初めて聞きました。
この曲の持つ、けだるい色っぽさにドキドキしました。
そして、本家の大滝さんのボーカルはホントに色気がある。
どちらかというと湿気が多いというか、ジメっとした言葉が使われることの多い日本の詞だけど、
割と乾いたモダンな言葉を持ってくるのが松本さんの詞だと思う。
しかし、最近は悲しいニュースが多いですね。自殺とか・・・。
学校なんて、ほんの一時の居場所にしか過ぎないと知ってほしいものです。
とはいえ、今だに学生の頃のテスト前日に勉強してなくてテンパってる夢とか見て、
汗かいて目覚めたりします。おぉ、もう社会人なんだよと安心したりして。