6月に、レッツ・ロック・アゲインのスペシャル・ボックスが発売されました。
ここに何度も感想書きましたが、ジョーストラマー&メスカレロスのロック・ドキュメントです。
「まさかの発売禁止処分を乗り越えて、遂に解禁!!」・・・いろいろな業界のゴニャゴニャで
2004年に発売されたものは一旦回収され、解禁まで二年かかったということです。
発売日に手に入れてたものの見るのに躊躇して、こないだまで完全に寝かしてました。
それで、先日ようやく見ることが出来ました。本編は、吉祥寺の映画館で見た内容と
それほど変わっていないかな・・・。収録曲が、前回の撤収分と違うみたいですね。
ボーナストラックで、監督のディック・ルードがこの映画をひっさげて映画祭に出て、
映画を見たお客さんと直接、質問に答えてる映像がありました。クラッシュのこと、
ジョーの人柄など・・・かなり興味深かった。
メスカレロスのメンバーは、皆、20代後半~30代前半と若かったけど、
ギター弾きはギターだけじゃなくベースもドラムも、ベースはトランペットも、と
彼らは色々な楽器ができたみたい。自由度が高かった。あと、ジョーがクラッシュ結成前から
知り合ってた、バイオリン弾きのタイモン・ドックの存在も大きかった。ジョーの、最後の方の音楽性は
ダブやR&Rはもちろんなこと、ワールドミュージックも加味しながら、ポーグスのような
アイリッシュというかトラディショナルな音楽に立ち戻ってたのかなとも思う。
ほんとは、ここでクラッシュレコードの感想を書く続きで、ジョー&メスカレロスのレコード
も紹介したかったのですが、どうも知識がロック止まりなんで書けませんでした。
昨日の朝、満員電車に詰め込まれて凄く嫌な気分になったんだけど、目の前に居た
耳にピアスを付けまくってるパンクの人のポーチに「JOE STRUMMER FOREVER」というバッチが
付いてて、おぉっとなった。日常でこんなの見つけるとなんだか勇気付けられます。