続・音楽によるROCKによる生活

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FROM HERE TO ETERNITY

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   「FROM HERE TO ETERNITY」
   クラッシュの初のライブ・アルバム。99年10月発売。

   ライブ・アルバムがこんな遅くになってから発売されたのが意外というか驚きです。
   なんと、解散から12年近く経ってます。
   
   78年から82年までのライブが収録されてます。
   82年のアメリカ、ボストンでのライブでは既にドラムのトッパーいなくて(脱退してる)
   チョッと寂しい気もしますが、アメリカでブレイクした勢いもあるのか揺ぎ無い演奏っぷりです。
   
   81年のコンプリート・コントロールはNYでのライブですが、
   ミックのギター・ソロからはじまって、トッパーのベードラが鳴り響いて、
   ベースとともに「オーオオー」とコーラスが入るところで一気に気持ちが盛り上がる。
   
   こういう音源を聞けてたのはブートのみで、十数年封印してたのはもったいな過ぎる。

   2、3年にクラッシュ狂の人と話しをしてて、クラッシュとレコード会社の契約の
   話になりました。有名な話ですが、CBSとの契約はレコード10枚だったとのこと。
   ジョーのはじめのソロ(アースウェイク・ウェザー)もそのノルマに入ってたらしいので、
   かなりシビアな契約だったみたい。(パールハーバーやブラック・スーパー~はノルマに
   入らない)
   ジョーは90年代後半まで、この契約に苦しめられたそうです。

   このアルバムもその契約の一環かもしれないですね。
   ジャケットがマヌケだとかどっかに書かれてたけど、このジャケをデザインしたのは
   ポール・シムノンだということですよ。そんなこと言っちゃイケナイ。
   ・・中のジャケは素晴らしくカッコイイです。

   カンバッチやステッカーや指輪、ネックレスやらをぶちまけたインナースリーブが
   あるのだけど、こんな風に玩具箱をひっくり返したワクワク感がクラッシュには
   あって、このアルバムにはそれが良く現れていると思う。