ドン・レッツ監督のパンクロックのドキュメント。
セックスピストルズやクラッシュはもちろん、パンクの創始者?ニューヨークドールズや
ラモーンズもリスペクトされていて、よくあるムーブメントとしての、ロンドンパンクの
ドキュメントと違って、なかなか硬派な内容でした。
わたしはクラッシュ目当てで見たのですが、贅沢いえばもう少し「おっ!」と思わせる
映像があれば、もっと見ごたえあったんだけどなぁ。映像は出尽くしてるかな?それに
著作権の問題もあるかな。
サーストンムーアーが、ヒップポップとパンクの違いは、商業的か非商業的かではないかと
インタビューに答えてて、なるほどなぁ~と。。。
もちろん、ピストルズは完全な非商業的バンドだった!とすると全然違うけれど、
本人(アーチスト)が「売れても売れなくても、自分のやりたい音楽をやる」という意思が
あるかないかでは違うのではないのではないかと。
最後は、ビジネスとしてパンクが売れているのはいいが、パンクの真の意思みたいなのが
うすれていってるのでは・・・とパンクの先輩たちは危惧しておりました。
最後にジョーストラマーに捧げるとありまして、グッときました。
ジョーの吐き出すようなボーカルとかきむしるようなカッティングを見て、久々に考えさせられ
ました。しかしミックとポール・・・おじさんになったなー!