続・音楽によるROCKによる生活

音楽(ROCK)中心のブログです

天才 裏切り者 危ない奴 億万長者

   

   先日、健康診断を受けに昼前に出掛けて、それはサクサクっと終ったので、

   その帰りにダッシュで映画を見ることが出来ました、「ソーシャル・ネットワーク」です。

   映画館は満員御礼で、ギリギリ入れたぐらい。劇場が狭かったからかも。

   音楽をトレントレズナー(とアッティカス・ロス)が担当すると聴いた時から

   凄いな、そりゃ。。と思ってましたが、予告でクリープのカバーをバックに流されたり、

   映画の冒頭でまず、ジャック・ホワイトのギターが鳴り響くと聞いたら、そりゃーもう

   見に行きたくなりまして・・・(クリープは、予告のみで使われたみたいだけど)


   内容は、マーク・ザッカーバーグハーバード大学に在学中に、ソーシャル・ネットワーク

   である「フェイス・ブック」を立ち上げ会社を設立し、またそのフェイスブックに関わった
   
   人物から訴訟を起こされ・・・といったストーリーで、まぁ、テンポが早くストーリー展開も

   パッパパッパと変わるから、とても軽快。もっとオタク的で、友人や恋人との怨恨が

   ドロドロっとしているかと思ったら、そうではなかった。

   途中、ナップスターの設立者のショーンパーカーが出てくる。主人公マークと共に

   繰り返された言葉が「クールじゃないとね」。広告をとって、スポンサーを集め、営業する

   ・・・なんてダサイ、とか元も子もないようなことを言う。

   なんちゅうか、よく日本では「社会に出たら通用しないよ」という言葉を死ぬほど

   聞かされるけれど、この「クール」であるために、子供の発想を突き通し、信念として

   ネットワーク「社会」を創り上げてしまった過程がよく描かれていて、やっぱ

   まだアメリカはとてつもないモンスターが現れるんだなーと思ってしまいました。


   あと、ショーンパーカーを演じる俳優さんが誰だっけ、どっかで見たよーな。。と

   鑑賞中に思っていたら、アメリカのシンガーのジャスティン・ティンバーレイクでした。

   演技が何処かでも絶賛されていたけれど、上手かったなぁ。実際の人物のショーンパーカー

   が、オレはあんなにカッコ良くないし、あんなに嫌な奴じゃないよ!あれはフィクションだ!

   と冗談交じりにコメントしてました。あの嫌な奴っぷりが、いい味だしてましたわ。


   自分としては、SNSもツイッターというたぐいも、正直、苦手なんですけども、

   (SNSは友人に誘われて少しやってる、というかやってた)最後のほうで、

   ボスニアに道路はまだ無くても、フェイスブックがあるのね。。。という

   セリフ(うろ覚えですスイマセン)に少し感動しました。繋がってるんですね、世界が。。