先日、タワレコに行っていろいろ物色してました。
ジョンスペ(The Jon Spencer Blues Explosion)の初期のロックナンバーを集めたCDがあり、
試聴したら・・・荒い演奏に異様なテンションの高さ。性急なビートに叫んでるのがモガイてる
のか分からないボーカル、ノイズに近いギターで、聴いてるこっちも前かがみ気味になってしまった。
話は変わりまして。
去年末、下北沢のライブハウスで、ルースターズをカバーしているバンドを見ました。
久々にC.M.Cを聴いたのだけど、久々にあの曲の持つ狂気と殺伐とした世界観に驚かされました。
「突然、空は真っ黒こげ 悲劇と化したサマービーチ」なんて、
当時、大江氏はどんなふうに目に見える風景を映していたんだろう思ったり。
最近は、家でめちゃめちゃロックなレコードは聴かなくなってきてはいるけれども、
やはりたまにライブハウスやパブで大音量で聴きたくなります。
やっぱり、ロックンロールの持つビートには、中毒性があるんではないかなと。
演奏者が体を乗っ取られたように、ビートを刻み続ける姿というのは。聞き手もとりつかれたように
体をくねらし続ける姿というのは。
ルースターズは一枚目にして、なんというか無敵なバンドなんですね。池畑氏も井上氏も花田さんも。
そんなバンドの中心に居た大江氏はどんな世界で音と言葉を作ったんだろう・・・と、
さっき見つけたyoutubeで思いました。
http://www.youtube.com/watch?v=3AXp7BWca6I&feature=related
いや~かっこいいな、やっぱし!