続・音楽によるROCKによる生活

音楽(ROCK)中心のブログです

ノーMAD in お台場

お台場ダイバシティー
バースデイのツアーのラスト観てきました!

5月の横浜ベイホールから始まって・・(数えてみた)・・45本?
長いライブツアーの終盤も終盤です。

ノーマッドは「オレ」の孤独な世界観が淡々と語られる唄が多いのだけど。
冷え冷えとした外の空気感と闇の世界がどことなくドキドキさせる曲になっているのは何故でしょう。
フジケンのギターが先行して、グイグイとその世界へ引っ張っている感じ。
そして、先行シングルの「だきしめたい」はしとことん青の世界に沈み込むよう名曲。
ライブで聴くととにかく圧巻だったし、このツアーの中心のテーマなんだなと思っていました。

で、今回見たライブの本編最後で、「だきしめたい」の前に「1977」という曲をやっていた。
この曲の出だしで、フジケンがギターを「ジャーン」とワンコードを弾いて右手を高く挙げるのを見て、
「あっそうか!」と腑に落ちたというか。

この曲の登場人物は今は亡きジョニサンかジョーストラマーかと思ってたけど、この歌の「あんた」は今も生きていて、タトゥーは増え咥えタバコにさみしがったり怒ったりしているのだった。
そう思ったらめちゃ胸にグっときてしまったのと、こーゆー世界観を忘れかけてる自分に気が付いたかな。
「だきしめたい」で歌われる、奪い返して深い青に還す世界のことを想いました。

本編通してずっと、演奏しているメンバーに痛みとか哀しさを超えてくるロックンロールを、続ける喜びみたいのを感じてました。

とにかく忘れかけてた自分は顔洗って出直して来いってヤツですよ。
青とピンクの照明とミラーボールがキレイだった。照明に映し出される4人の格好良さったらなかった。
良いツアーライブでした。